Evinceで日本語を表示する

EvinceはGNOMEの標準PDFビューアーである。 LaTeXで作成したファイルを開こうとしたのだが、日本語部分だけ表示されない。 fontconfigを変更すれば良いという解決方法も出てくるが、このためだけに変更するのは何か違う気がする。 次のサイトに解決法があった。

archlinux-blogger.blogspot.jp

poppler-dataをインストールすればいいらしい。 無事手元でも日本語が表示されるのが確認できた。

Arch Linuxにmikutterをインストールする

詰まったのでメモしておく。 yaourtでインストールしても実行するとgtk2でコケる、自分でインストールしようとしてもbundle installでやっぱりgtk2のところでコケる、という状況になった。 bundle installではgdkkeysyms.hが見つからないと言われるのだが、一応存在はしているし、対処法がわからなかった。

結局この記事のおかげで助かった。

row-thermit.blogspot.jp

この人と同じように、

sudo ln -s /usr/include/gtk-2.0/gdk /usr/include/gdk

とすることでbundle installが通るようになり、mikutterを起動することができた。

一応直ったのだが、どうにも仕組みがよくわかっていない。

Vimでairlineからlightlineに乗り換えた

ステータスバープラグインとして有名な両者だが、今までGitHubのスター数が多いからという理由だけでairlineを使ってきた。 だがairlineの挙動が把握しづらいので、lightlineに乗り換えてみた。

結果は上々。 設定方法がわかりやすく、自分の好きなようにカスタマイズしやすい。 vimscriptに慣れていないと設定方法に戸惑うかもしれないが、作者の解説を読んだり、 他の人の設定をコピーして動かしているうちにわかってくると思う。 慣れていない人はvimscriptの辞書型と配列の文法を復習しておくと良い。 itchyny.hatenablog.com

早く乗り換えれば良かった。

MacVimで指定した日本語フォントが使用されない

MacVim(GUIの方)で、guifontwideを正しく設定しているのに正しい日本語フォントが使用されないことが頻繁にある。 プログラミングなど日本語がコメントくらいにしか出てこないときはいいのだが、TeXを書いているときなどは気になって仕方がない。

対処法としては、MacVimの環境設定→Advancedから「Use Core Text Renderer」を無効化すればいい。 ウィンドウを立ち上げ直せば設定が反映されるはず。 ただこれをすると描画がとても遅くなる。 面倒だが日本語文書を扱うときにだけオフにするのがいいかもしれない。

VirtualBox上でCtrlとCapsキーが入れ替えられない件

ゲストはArch LinuxXorgでのキーボード設定や、GNOME上での設定など色々試したのだがどれもダメだった。

前はできた気がするのだが、どうやらいつからかできないようになったらしい…? #13404 (Swap Ctrl/Caps Lock not working in VirtualBox 4.3.16 -> intentional change) – Oracle VM VirtualBox

残念だがホスト上で設定するしかなさそうだ。

fzfでコマンド履歴を選択

fzfとかpeco、便利ですよね。

私のzsh設定では、Ctrl-rの履歴検索を、fzfを用いたものに変更しています。 よく書いてある設定を利用すると重複している履歴も表示されてしまうのですが、これを除きたいと思い、改良してみました。 以下でできます。

function fzf-history-widget() {
    local tac=${commands[tac]:-"tail -r"}
    BUFFER=$( ([ -n "$ZSH_NAME" ] && fc -l 1 || history) | sed 's/ *[0-9]* *//' | eval $tac | awk '!a[$0]++' | fzf +s)
    CURSOR=$#BUFFER
    zle clear-screen
}
zle     -N   fzf-history-widget
bindkey '^R' fzf-history-widget

ポイントはawk '!a[$0]++'で、これで重複を除いています。sort | uniqだとソートされてしまいますが、これなら順番を維持したまま重複を除けます。

こういうのを調べていると、シェル芸にも興味が出てきたりしますね。

Wineのフォントを綺麗にする

いろいろなところにやり方が書いてあるが、情報が古かったりする。

mattintosh.hatenablog.com が一番参考になるが、情報が多すぎて混乱するので必要最小限のことだけまとめておく。

$ wine regedit

レジストリエディタを起動して、 HKEY_LOCAL_MACHINE -> Software -> Microsoft -> Windows NT -> CurrentVersion -> FontSubstitutes の中の"MS Shell Dlg"を編集、好きなフォントにする。 IPAMonaUIGothicなら問題ないことを確認している(あらかじめMac側にインストールしておくこと)。

フォントを~/.wine/drive_c/windows/Fontsに入れるという記事もあるが、これは不要。

あとは

$ winetricks settings fontsmooth=rgb

が多分必要。 (参考:How do I enable font anti-aliasing in Wine? - Ask Ubuntu

これで再起動させれば、綺麗になってるはず。

2018/7/28追記

上の設定だけではMSゴシック等が駆逐しきれないことがある。 このあたりを参考にHKEY_CURRENT_USER¥Software¥Wine¥Fonts¥Replacementsの設定をすると良い。

macOS と Wine で作る HSP 3 の開発環境 — さめたすたすのお家