Gentoo PrefixをMac OS X 10.8(Mountain Lion)にインストールする
ふと思い立って、Gentoo PrefixをMacにインストールしてみました。
環境は、OS X 10.8 Mountain Lionです。
Gentoo Prefixとは、こういうものです。
http://www.gentoo.org/proj/ja/gentoo-alt/prefix/
公式によると、インストールは簡単なようで、シェルスクリプトを実行するだけのようです。
しかし、これがstage1からstage3という段階に別れているのですが、stage3で止まります。
そして、調べてもなかなか情報がありません。
そこで、苦戦して得られた結果を書いておきます。
ただ、うろ覚えなので間違っているかもしれませんが、悪しからず。
まずは、stage2までは、bootstrap-prefix.shにやってもらいます。
そこで、stage3で止まったところから始めます。
なぜ止まったかを見ると、unknown gccとか言ってます。
正しいかは分かりませんが、Xcodeでインストールしたgccが、Xcode 4からLLVMになった
http://blog.fenrir-inc.com/jp/2011/07/llvm.html
のが原因だと思います。
なので、正しいgccをビルドするのが当面の目標です。
とりあえず、このサイトを参考にします。
http://wiki.areverie.org/gentoo-prefix
stage2までは終わっているはずなので、stage3からこれに従って行きます。
始めに、
を実行します。
CHOSTは、Mountain Lion向けの物で、Lion以前の人は、
http://www.gentoo.org/proj/en/gentoo-alt/prefix/bootstrap-solaris.xml
で確認して下さい。
とりあえず、後のためにちょっと細工をします。
まず、Homebrewでxz, md, apple-gcc42をインストールしておきます。
そして、
これで細工は終わりです。
次に、サイトに従い、
bashは確か飛ばして大丈夫なので、書いてません。
もしダメだったら、
emerge --oneshot --nodeps bash
して下さい。
ここまで来ると、もう文句は言われないはずなので、再度
でスクリプトに任せます。
途中、findutilsのビルドでコケますが、これはどうしようもないので、maskしてしまいます。
$EPREFIX/usr/portage/profiles/package.mask に以下を書き加えます。
=sys-apps/findutils-4.5.12
これで、もう一度 bootstrap-prefix.sh を走らせれば、最後までブートストラップが完了するはずです。
ひたすら待ちましょう。
以上です。
環境は、OS X 10.8 Mountain Lionです。
Gentoo Prefixとは、こういうものです。
http://www.gentoo.org/proj/ja/gentoo-alt/prefix/
公式によると、インストールは簡単なようで、シェルスクリプトを実行するだけのようです。
しかし、これがstage1からstage3という段階に別れているのですが、stage3で止まります。
そして、調べてもなかなか情報がありません。
そこで、苦戦して得られた結果を書いておきます。
ただ、うろ覚えなので間違っているかもしれませんが、悪しからず。
まずは、stage2までは、bootstrap-prefix.shにやってもらいます。
そこで、stage3で止まったところから始めます。
なぜ止まったかを見ると、unknown gccとか言ってます。
正しいかは分かりませんが、Xcodeでインストールしたgccが、Xcode 4からLLVMになった
http://blog.fenrir-inc.com/jp/2011/07/llvm.html
のが原因だと思います。
なので、正しいgccをビルドするのが当面の目標です。
とりあえず、このサイトを参考にします。
http://wiki.areverie.org/gentoo-prefix
stage2までは終わっているはずなので、stage3からこれに従って行きます。
始めに、
を実行します。
CHOSTは、Mountain Lion向けの物で、Lion以前の人は、
http://www.gentoo.org/proj/en/gentoo-alt/prefix/bootstrap-solaris.xml
で確認して下さい。
とりあえず、後のためにちょっと細工をします。
まず、Homebrewでxz, md, apple-gcc42をインストールしておきます。
そして、
これで細工は終わりです。
次に、サイトに従い、
bashは確か飛ばして大丈夫なので、書いてません。
もしダメだったら、
emerge --oneshot --nodeps bash
して下さい。
ここまで来ると、もう文句は言われないはずなので、再度
でスクリプトに任せます。
途中、findutilsのビルドでコケますが、これはどうしようもないので、maskしてしまいます。
$EPREFIX/usr/portage/profiles/package.mask に以下を書き加えます。
=sys-apps/findutils-4.5.12
これで、もう一度 bootstrap-prefix.sh を走らせれば、最後までブートストラップが完了するはずです。
ひたすら待ちましょう。
以上です。