数論I Fermatの夢と類体論

「数論I Fermatの夢と類体論」という本を読んでいる。

私は、この本の著者の一人、加藤和也先生が非常に好きだ。
試しに、この人のWikipediaのページを開いてみるといい。
加藤和也 (数学者) - Wikipedia
 「素数の声が聞こえ」たり、「ゼータ笑いの歌」を考えたり、とにかく素晴らしい人なのだ。

 当然、この人の書く本も面白い。
のだが、何ぶん私の代数的構造に対する知識が少なすぎて、なかなか難しい。
しかし、分かりやすい本だとは思う。

中で、群の直和が出てくるのだが、それについて調べてみたところ、群の直和とは、二つの群の直積のことらしい。
非常に分かりづらいネーミングだ。

でも、0章を読むだけでも面白いので、ぜひ読んでみて下さい。